《生産者について》
シャトー・モンランドリーはコート・ド・カスティヨンの生産者。年産量が2万本台の小さな生産者ではありますが、2009年以降毎年ワインアドヴォケイトの評価がついており、その多くが90点を超えています。ポムロール地区の「シャトー・レグリーズ」の評価を高めたことで知られるデュニ・デュランドー氏をワインメーカーに迎え、サン・テミリオンに近い上品さを備えながら高すぎない価格のワインをつくっています。
【パーカーポイント91-93点】
[ワインアドヴォケイト224号 2016年4月の試飲]
2015年のモンランドリーは、9月29日から10月8日の間に収穫されたメルロー75%、カベルネ・フラン20%、カベルネ・ソーヴィニヨン5%のブレンドで、45%の新樽で熟成されている。ドゥニ・デュランドーのラ・シェナードとレ・クルゼルの2015年に比べると、おそらく香りはより早熟で、グラスの中で開くと徐々に魅力的でフローラルな香りが広がり、乾燥したバラの花びら/ポットプーリ香が現れてくる。口当たりはミディアムボディで、細かいタンニンがあり、口の中でかなりグリップし、酸はここでもうまく判断され、余韻では非常に調和し官能的だ。樽から出して今飲んでもいいくらいだが、できれば瓶で4~5年寝かせたほうがいい。
[Neal Martinによる試飲 飲み頃予想2019-2032年]
Chateau Montlandrie