《このワインについて》
実売10万円超え確実な「ブライアント・ファミリー カベルネ・ソーヴィニヨン」。それから「ベティーナ」をつくるデイヴィット・エイブリュー管理の3つの畑。
そこからつくられるセカンドワインに当たるのが、この「DB4」です。樽熟成までは全く同じ"カルトワイン"のつくり。ボルドー品種をミシェル・ロランのコンサルタントの元ブレンドします。
決して手ごろなワインではありませんが、元祖カルトワインのエスプリ(真髄)を味わえるとあれば、高すぎることはありません。
《生産者について》
ブライアント・ファミリーはドナルド・L・ブライアントJr.氏が1980年代後半に設立。5haの畑を取得したのは、今注目を集める「プリチャード・ヒル」地区です。
アトラス・ピークとハウエル・マウンテンにか挟まれた地区で、シャペレ―、コルギン、コンティニュアムなどがワイナリーの有名どころ。しかし設立当時にあったのはシャペレ―だけで、ドナルドに先見の明があったといえます。
1992年にワインメーカーとしてヘレン・ターリー氏を招へい。ファーストヴィンテージ翌年の1993年にはパーカーポイント97点。1997年ヴィンテージでパーカーポイント100点を獲得して、カルトワインの地位を確立します。ワインメーカーはたくさんの人物が歴任し、現在はキャサリン・カロッツァー氏。コンサルタントとしてミシェル・ロラン氏を迎えるなど、ナパ・ヴァレーにて最高の人材を招いて最高のワインを目指しています。
Bryant Family DB4 Red Wine Napa Valley