《生産者について》
クロ・デュ・ヴァルは、1976年「パリ・テイスティング」にてカリフォルニアを代表する5本のカベルネのひとつに選ばれた、栄誉あるワイナリーです。近年においても、ワイン&スピリッツ誌の「ワイナリー・オブ・ザ・イヤー」に1998、1999、2002年と5年間に3度も選ばれるなど、高評価を受け続けています。
クロ・デュ・ヴァルの創業者2人はフランス人であり、ここで目指したのはカリフォルニアでつくるボルドーワイン。なので「力強さ」「濃厚さ」よりも「エレガンス」「バランス」を重視しており、それがワインの熟成ポテンシャルにつながっています。
《このワインについて》
アメリカ人はあまり「熟成して美味しい」ワインを求めていないといいます。もちろん高級ワインは別でしょうが、このようなスタンダードクラスのナパカベに求めるのは、瓶詰されてすぐ美味しいこと。果実味がフレンドリーに表れるワインの方が好まれるそうです。
クロ・デュ・ヴァルの目指すところは全く逆。酸味を大事にした上品な味わいです。ワインの酸度が高い方が酸化防止剤としての亜硫酸がよく働くので、酸化に強くなります。結果としてそれがワインを20年熟成して美味しいものにしています。
ワインが若い頃に感じたフレッシュさ。それが長い期間の熟成により、深みと複雑性のある香りと何とも言えない旨みに変わっています。蔵出し入荷した限定品です!
Clos du Val Napa Valley Cabernet Sauvignon