《生産者について》
夫婦と4人の息子で営むプーリアの生産者です。設備投資をしっかりと行い、家族経営ながら年間300万本ものワインを生産しています。安定した造りは価格の安定を生み出し、低価格帯から上級クラスまで、非常に高品質で幅広いラインナップを揃えることができています。ワインは共通して集約があり極めてバランスの良いスタイルで、暑いプーリアにおいては珍しく、赤も白もしっかりとした酸が保たれているのが特徴です。
《このワインについて》
畑はプーリア南東部のタラントに位置しています。収穫はフレッシュさとアロマを保つため、気温の低い早朝に手摘みで行います。甘濃くて重たいイメージのプリミティーヴォですが、このワインにキレイさ、美しい均整を感じるのはこのためです。樽熟もアメリカンオーク樽で3ヶ月熟成とやや短めで、必要以上に樽感が付きすぎないように造っています。『ガンベロ ロッソ2022』では最高評価のトレ ビッキエーリを受賞したアイテムです。
《テイスティングノート》
たっぷりとしたボディ、しなやかなタンニン、素晴らしい酸があり、余韻にはスパイスを入れたジャムやワイルドベリーのニュアンスが漂います。甘濃いのにどこかフレッシュさがあって重たくならない味わいです。
Passo del Cardinale Primitivo di Manduria Cantine Paololeo