セントラル・オタゴはピノ・ノワールの銘醸地。高騰の続くブルゴーニュワインの代替として注目を集めています。
ピノ・ノワールに適しているということは、シャルドネをつくっても上質なものができる!まだ多くはありませんが、シャルドネでもワールドクラスのものが現れ始めています。
《生産者について》
ギブストン・ヴァレー・ワイナリーは、ワイナリー運営だけでなく、レジャー、観光、レストラン、ウェディング、ホテルなど様々な事業を手掛けています。
その名の通りセントラル・オタゴのサブ・リージョンであるギブストンに本拠地を構え、周辺に畑を持つほか、ベンディゴにも4つの畑を持ちます。
《このワインについて》
非常に多くのワインをリリースするギブストン・ヴァレーの、白の最上級ワインがこちら。赤の最上級は3つの畑からブレンドしてつくりますが、対照的にシャルドネはチャイナ・テラスの畑の中にある一区画からつくられます。チャイナ・テラスの畑は北向きの緩斜面にあり、標高は320m。ピノ・ノワールとシャルドネが植えられています。
[ワインアドヴォケイト誌 2021年6月のレビュー]
ベルナール・クローン95をベースにした2019年のチャイナテラスB95シャルドネは、トーストしたヘーゼルナッツやグリルした白桃の香りが広がり、ミディアムボディの味わいは、ボリューム感があり軽くシルキーな質感で、洋梨やメロンの香りがあり、最後はシトラス系のエッジで締めくくられている。
[Joe Czerwinskiによる試飲 飲み頃予想2021 - 2028年]
China Terrace Block 95 Chardonnay Gibbston Valley