《生産者について》
まぎれもなくモーゼルのTOP生産者の一人である「オリヴァー ハーク」。TOP生産者はモーゼルの中の様々な村の畑を持つことが多いですが、オリヴァーは他の銘醸地には手を広げず、とことん「ブラウネベルク村」にこだわります。所有畑である「ユッファー」や「ユッファー ゾンネンウーア」のブドウで造られる彼のワインは、凝縮しつつも繊細な果実味と硬質なミネラル感を持ち、数あるドイツ国内のワインガイドのほとんどで最高評価を獲得するほど高品質です。
《このワインについて》
ブラウネベルガー ユッファーとは対岸に位置する、10?15年何も植えられていなかった斜面の畑を購入しました。地層の幾つも重なるところで、畑の上部に森があり、水分供給も十分。砂利があって標高が高いためリースリングに適した畑ではありましたが、遊び心からヴァイスブルグンダー(ピノ・ブラン)を植えました。十分な収量を得られるようになった現在、フーダー(1000Lの大樽)2.5樽分のみを生産しています。
《テイスティングノート》
芳しくはつらつとしたアプリコットの香りがあり、苦みを伴うミネラル感が心地よく余韻に残ります。凝縮感はありますが、力強すぎないモーゼルスタイルのヴァイサーブルグンダーです。
Fritz Haag Weissburgunder Q.b.A. Trocken