シュナン・ブランのスペシャリストである彼のワインは、すべてが驚きに満ちています。
辛口のセックから甘口のモワルー、スパークリングワインまで。
その土地とヴィンテージの味を表現する。生粋のテロワリストがユエです。
《ドメーヌについて》
ドメーヌ・ユエの設立は1928年。ヴィクトール・ユエとその息子ガストンによって30haのシュナン・ブランの畑が拓かれました。
現在の醸造長ジャン・ポール・ベルトメ氏は、この地にてワインをつくって35年以上。シュナン・ブランを知り尽くしていると言えます。
《畑について》
「ル・モン」「ル・オー・リュー」「ル・クロ・ド・ブール」
3つの畑は全て大まかに分類するなら粘土石灰質ですが、それぞれ細かな組成が異なります。
ル・モンは1957年に取得した畑。土壌は粘土質が少なく、小石やシリカの含有量が「ル・オー・リュー」よりも多いのが特徴。ミネラル感に富み、若い内は閉じ気味だが熟成してから一気に変化すると言われています。
【パーカーポイント95点】
[ワインアドヴォケイト 2023年4月]
2021年のヴーヴレ・ル・モン・セックは、古典的な火打ち石のような果実のアロマで幕を開け、まだ控えめではあるが、再びエレガントで魅力的な独特のノーズは、透明感があり、正確でフレッシュ、力強く芳香性に富み、凝縮したカリンとレモンのアロマに、チョーキーでさらに塩辛いノートが混じり合う。口に含むと、クリスタルのようで、洗練されたエレガントな味わいで、緑泥とシレックス土壌のフルボディのタイトで複雑なヴーヴレである。ワインはまだ引き締まっており、非常に緊張感がある。フィニッシュはピュアで、柑橘類を思わせ、非常にミネラリーで、何よりも塩気とレモンのフレッシュさがあり、繊細なタンニンとしっかりとした持続性のあるストラクチャーを持つ。
[Stephan Reinhardtの試飲 飲み頃予想2028-2060年]
Vouvray Le Mont Sec Domaine Huet