《生産者について》
クリスチャン・セネは1970年代から細々とシャンパンづくりを始めた生産者。クリスチャンの娘アンジェリークとその夫のフレデリックがワイナリーに加入してから販売が拡大。1990~2010年ごろにかけて、コンテストで数々の賞を受賞し、20か国以上に輸出されるように成長しました。
日本への正規インポーターは数年前に輸入元事業を停止してしまっています。「そういえば最近見なかったよね」という立ち位置なのがクリスチャン・セネ。飛びぬけて味わいに特徴があるわけではありませんが、それは苦手な人が少ない味わいだということ。割と手ごろな価格ながら、エチケットが豪華なボトルもあり、贈り物にもピッタリです。
《このワインについて》
メゾンのHPを見て驚きました。瓶内2次発酵を含めた熟成期間が最低180か月。つまり2005年ヴィンテージですが、リリースされてそれほど経っていないということです。それが9000円前後で飲めるとは・・・。熟成したシャンパンが持つ深みのある酵母の香りが好きな方なら、見逃す手はありません。
蜂蜜やアーモンド、コンポートにしたアプリコットの芳醇なアロマ。豊かな風味は1ランクも2ランクも上のシャンパンだとだませてしまえるかもしれません。
Grande Reserve Brut Cristian Senez