《生産者について》
ブルゴーニュで最も偉大なドメーヌのひとつ、アルマン・ルソー。18世紀初頭のブルゴーニュでは、心無いネゴシアンによって不正なブレンドが横行していました。1930年代、商慣習上タブー視されていた元詰めをアルマン・ルソー氏がダンジェルヴィル、グージュ、グリヴォらと組織を結成して1915年に実現、ネゴシアンに樽で売るのをいち早く止めたことで、ブルゴーニュワインの品質向上に大きく貢献しました。
《このワインについて》
クロ・ド・ベーズは、アルマン・ルソーがシャンベルタンより少し贔屓をしているといわれており、「真正シャンベルタン」とも称されるほど、高い評価を受けている伝説的なキュヴェです。
[ワインアドヴォケイト誌160号 2005年8月のレビュー]
ブラックベリーやブラックチェリーにスパイスが混じり、素晴らしいアロマを漂わせている。大胆で豊かなミディアムからフルボディのワインは、味わいの大きな広がりと豊かさを見せてくれる。スパイシーで、ブラックベリーが主役のこのワインは、タンニンの詰まった持続的なフィニッシュが特徴だ。
[Pierre Rovaniによる試飲 飲み頃予想2009-2020年]
Chambertin Clos de Beze Grand Cru Armand Rousseau