《生産者について》
2013年にはイタリア醸造家協会会長、そして2015年には国際エノログ連盟会長に就任した兄リカルド・コタレッラ。
2001年ワイン・エンスージアスト誌で「ワインメーカー・オブ・ザ・イヤー」を受賞した弟レンツォ・コタレッラ。
この名手二人によってラッツィオ州に設立されたのが、ファレスコワイナリーです。
国際品種だけでなく、ラッツィオ州とウンブリア州に根差した様々なブドウを用いてワールドレベルのワインをつくっています。さらに40種類以上の実験品種を栽培するなど、現在の名声に満足することなく挑戦を続けるワイナリーで、デイリーワインから高級ワインまで幅広いラインナップを誇ります。
《このワインについて》
このワインを試飲した瞬間、「カジュアルなイタリアンレストランで出てきそうだな」と感じました。
リストランテの料理じゃない、本格的じゃない"和風イタリアン”というべき料理のお供として、このワインはケチのつけどころが無いんじゃないでしょうか。
驚くほどの美味しさはありません。シトラス系の爽やかな風味と適度な果実味・酸味・苦味。あくまで食卓のわき役。料理を美味しくするというより、食卓を楽しくしてくれるようなワインです。
Falesco San Lorenzo Bianco Umbria