《生産者について》
ファルネーゼは言わずと知れた南イタリア旨安ワインの帝王的な存在。「地域を活性化したい、ブドウ栽培家の人たちにも豊かになってもらいたい」との思いから、ブドウは購入したものを使いながら高品質を維持しています。その土地に根差した土着品種のワインに注力しているのも特徴です。
近年は「ファルネーゼ」ブランドから「ファンティーニ」ブランドへの移行を進めています。
《このワインについて》
「カラレンタ」とは一般に「ナイトハーベスト」の意味。夜が明ける前の涼しい時間帯に手摘み収穫することで、ブドウはフレッシュさとアロマを保つことができます。更に、低い温度でゆっくり発酵させることで、そのフルーツ感を高めています。
《テイスティングノート》
洋ナシや白桃の華やかなフルーツのアロマがボリューム豊かに広がります。まさに「カラレンタ」の効果でしょう。シャキッと元気のいい酸味があり、とても明るい雰囲気でフレッシュ。落ち着いた雰囲気の食卓より、笑い声の飛び交う食卓にこそマッチするワインです。
Calalenta Pecorino Farnese