《ブランドについて》
「ポストマーク」を手掛けるのはダックホーン・グループ。ダックホーンがかかわりを持つナパ・ヴァレー各地の畑から、リーズナブルなカベルネ・ソーヴィニヨンをつくるべくスタートしたプロジェクト。
「ポストマーク」とは、昔から重要な場所や日付を示すために手紙に押されるスタンプのことです。友人から来た「ポストマーク」の押された手紙のように、このワインがあなたに喜びをもたらしますように。
《産地の変更》
カリフォルニアでは近年、大きな山火事が頻発しています。秋口におきる大きな山火事は、ワインづくりに致命的な影響を与えることが多いのです。というのも、ブドウの状態で煙をかぶってしまえばワインにその臭いがあらわれるため、台無しになってしまうからです。
ポストマークのように買いブドウ中心にリーズナブルなワインをつくっている場合は影響を受けやすく、ブドウが調達できなくなったのでしょう。2019年から産地をパソ・ロブレスに移してつくっています。
《テイスティングノート 》
よく熟したベリー系のアロマ。凝縮したダークチョコレートやコーヒー、プラムのジャムのような風味。しなやかで優しいタンニンが特徴です。以前よりも押し寄せるような果実感は控えめになりましたが、味わいの立体感が増しています。
Postmark Cabernet Sauvignon Paso Robles