《生産者について》
「当時は信号機なんかなくてヒッピーがまだたくさんいて、何かといえば採れ立ての野菜とサンソーの赤ワインで乾杯したものだ」
そう語る祖父のもと、農場を営む家に生まれたヘインとアディが営むワイナリー。2008年に放棄されていたワイナリーを買い取ってのスタートでした。
「古き良き時代の営み」をワインに表すことを大切にしており、昆虫や緑に囲まれた生活を送る彼ら。ワインづくりにおいても灌漑(水やり)をせずビオロジック(オーガニックの一種)による栽培となるべく何も加えない醸造を実践しています。
《このワインについて》
乾燥した地に適したブッシュヴァインという仕立てで育てられる、高樹齢のシュナン・ブランを使用。
発酵はコンクリートタンクと古樽を使用しますが、収穫のたびに発酵中の果汁の中にあらたな果汁を加えながら、20日間かけて行うといいます。
ハチミツやオレンジの花、白桃などのアロマが広がり、口いっぱいに広がる鮮やかな酸味が心地よいワインです。
Secateurs Chenin Blanc A.A.Badenhorst