《生産者について》
ドイツきっての銘醸地ラインガウにて、辛口ワインをつくることに命を懸けるゲオルク・ブロイヤー。
訳あってVDP(ドイツ・プレディカーツワイン生産者協会)を脱退してしまったため、そこが定める特級畑にあたるGG(グローセス・ゲヴェックス)を名乗ることはできませんが、その品質はまぎれもなく特級クラス。
《ベルク・シュロスベルクについて》
ブロイヤーの持ち味は、なんといってもリースリング100%から作られる力強い辛口の白ワイン。
それはラインガウの粘板岩地質と、ライン川の照り返しを浴びる斜面の畑によって生み出されます。
特にこのベルク・シュロスベルクは日本語に訳すなら「山・城山」。
最大傾斜60%というとてつもない急斜面の畑なので、緯度の高いドイツにて効率的に日照を浴びることができます。
ブロイヤーのフラッグシップワインにして、毎年エチケットが変わるアートラベルです。
《2019年ヴィンテージについて》
2019年はハンブルクのアーティストの作品で、シュロスベルクの幻想的なお城が描かれています。
とても乾燥した年ですが、秋口になると夜の気温がぐっと下がったため、ワインはしっかり酸を蓄えました。
収穫量は少なかったものの、ブロイヤーらしいメリハリのある味わいになったといいます。
Berg Schlossberg Riesling Georg Breuer