《生産者について》
ポール・ブルケールはアルザス地方で8代にわたって続いてきた名門農家。環境に配慮したリュット・レゾネという栽培法を採用していながら、非常にコストパフォーマンスが高いことが自慢。それゆえフランス国内でも大人気で、輸出に回されるのは生産量の3割程度だといいます。
《このワインについて》
アルザスのワインは基本的に品種名表記があるので、ワイン初心者にとっても選びやすいのですが、いかんせん価格が少し高めなのが手の出しづらいところ。その点、ポール・ブルケールのスタンダードクラスは、1000円台半ばとアルザストップクラスのコストパフォーマンスです。
《テイスティングノート》
ライチやパッションフルーツ、オレンジ、バラといったゲヴュルツトラミネール種らしさのあらわれた豊潤なアロマが広がります。ほのかに甘味を残した仕上がりですが、酸味はひくく香りが甘いため、実際の甘さよりも強く感じるでしょう。フルーティーでリッチな味わいで、ワイン初心者にも親しみやすい味わいです。
Gewurztraminer Reserve Particuliere Paul Bruckert