《生産者について》
ゲオルク・ブローヤー醸造所の現当主は、テレーザ・ブロイヤーさんという小柄な女性。お父さんが急逝し、19歳の若さでワイナリーを継ぎました。
父の品質に対する哲学を受け継ぎ、普段飲んで食事ともあわせやすいワインづくりを心がけており、結果として出来上がるワインの大半は、「辛口」「半辛口」です。
《ワインについて》
このワインのブドウは、ラインガウの3つの村の畑からとられており、自社畑だけでなく購入したブドウも使うことでリーズナブルな価格を実現しています。
ブロイヤーさんの畑といえば急斜面の畑が多いですが、ソヴァージュに使われる畑は比較的緩斜面。なのでワインの味わいは上級クラスほどのボリューム感はなく、非常に細身な印象です。
そのためもしかしたらブロイヤーさんのワインの中で最も「酸っぱい」と感じるかもしれません。決して万人におすすめするワインではありませんが、このキリッキリの辛口、キュンキュンした酸の美しさに気づいてしまうと、もう他のワインでは満足できません!
Alc:11.6% 残糖:5.0g/l 酸:7.6g/l(2019VT)
Alc:12.3% 残糖:5.7g/l 酸:7.3g/l(2022VT)
Georg Breuer Sauvage Riesling