《セントラル・オタゴのパイオニア》
「あまりにも寒すぎてブドウ栽培は不可能だ」
かつてそう言われた地に創始者のアラン・ブランディーが商業用のブドウ畑を拓いたのは1980年。
ファーストヴィンテージをリリースしたのは1987年で、これはリッポンヴィンヤードよりも2年早く、まさにパイオニアと言えます。
そしてこの地は今では1700haの畑が拓かれ、世界中のピノ・ノワールファンの注目を集めています。

《ワイナリーについて》
ギブストン・ヴァレー・ワイナリーは、ワイナリー運営だけでなく、レジャー、観光、レストラン、ウェディング、ホテルなど様々な事業を手掛けています。
その名の通りセントラル・オタゴのサブ・リージョンであるギブストンに本拠地を構え、周辺に畑を持つほか、ベンディゴにも4つの畑を持ちます。

《ワインについて》
このワインは非常に贅沢なつくりをしており、果汁は潰したブドウの自重で染み出してくるフリーランジュースしか使いません。それも1tのブドウから550リットルしかとらないのです。
味わいに感じる素晴らしい透明感は、これが理由でしょう。
オーク樽由来の香りが白桃のような上品な果実感とうまくバランスをとっています。非常にスムースな口当たり。強いコクがあるわけではありませんが、酸とミネラルから熟成能力を感じます。

China Terrace Bendigo Chardonnay Gibbston Valley