《ブルゴーニュでピノ・グリ?》
ドメーヌ・アラン・ヴィニョがあるのはパリから北東に約150km。ジョワニーという街の周辺に広がる「ブルゴーニュ・コート・サンジャック」と呼ばれる産地です。
シャブリ地区のはしっこに位置する総面積12haの小さな産地で、生産者はわずか3軒です。
シャブリと言えばシャルドネの名産地ですが、ここではピノ・ノワールやピノ・グリも栽培されています。
《醸造方法について》
ピノ・グリは熟すと果皮がピンク色になります。黒ブドウほどは濃くないものの、ワインに果皮の色を移せばピンク色になります。
収穫したピノ・グリの1/3は24時間のスキンコンタクト。2/3はすぐに全房でプレス。すべてをスキンコンタクトすればもっと濃いピンクになるところをあえて1/3にすることで、『ヤマウズラの目の色』と表現される淡いピンク色になります。
《テイスティングノート》
優しい果実の風味がしっかり熟した少し甘い印象を与えます。よくよく味わえばしっかりと辛口で、ブルゴーニュらしい酸味が全体を引き締めます。
Bourgogne Cote St Jacques Pinot Gris Domaine Alain Vignot