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「新世界のピノ・ノワールなんて甘ったるくて」そんなイメージはずいぶん昔の話。しっかり引き締まった味わいから、土地の風味が見事に表現されています。ケープ・サウス・コーストリージョンに位置するエルギン。そこで昔からブドウ栽培家として高い評価を受けてきたのがシャノン・ヴィンヤーズです。自身の名前で瓶詰を始めたのは2008年から。エルギンの曇りがちで短い日照時間による冷涼気候と、粘土質の多い土壌というテロワールを存分に引き出しました。鉄分を感じるような落ち着いた赤い果実のアロマ。同じ南アフリカのワインなら、アタラクシアのピノ・ノワールにも似ています。濡れた石のようなしっとりとしたミネラルを感じる口当たり。中程度の酸味は、若いワインにもかかわらず落ち着きを見せています。
Shannon Rock n Rolla Pinot Noir