《生産者について》
ヨーロッパ移民でありブドウ栽培博士のコンスタンティン・フランクによって、1962年にケウカ湖畔に設立されたワイナリー。現代のニューヨークワインの歴史はここから始まったと言っていいほど重要な生産者で、ソムリエ教本のニューヨークワインの項に載っています。彼の起こした「ヴィニフェラ革命」によって、ニューヨーク州でのヨーロッパ系品種の高品質なワイン造りが本格的に始まったのです。
国内外のコンクールでも数多くの賞を受賞し、ニューヨーク州のワインを世界中に広めるのに大きく貢献しています。
現在はWSET Diplomaの資格を持つ、4代目のメーガン・フランクが指揮を執っています。
《このワインについて》
ステンレスタンクで低温発酵させることでフルーツのアロマを引き出したリースリング。ヴィンテージによって残糖度に差はありますが、辛口よりのやや辛口な仕上がりです。
ドイツ/モーゼルのリースリングに比べるとシャープな酸味やミネラル感は控えめで、肩の力を抜いて飲めるような優しい印象です。
パイナップルやレモンシャーベットのようなアロマとフレッシュで軽やかな甘味。爽やかな酸味を持ちます。
Salmon Run Riesling Dr, Konstantin Frank