産地 | アメリカ > カリフォルニア > ラシアン・リヴァー・ヴァレー |
生産者 | シェアド ノーツ (ビビアナ・ゴンザレス・レーヴ & ジェフ・ピッソーニのワインメーカー・カップル・コラボレーション・ワイナリーワイン) |
品種 | ソーヴィニヨン・ブラン 100% |
英字 | Shared Notes Les Pierres Qui Decident |
土壌 | 畑:Merino Vineyard/メリーノ・ヴィンヤード フランス語のLa Mer(海)から名付けられた畑
涼しい海岸線から約30㌔内陸に入ったラシアン・リヴァー・ヴァレー南西部サンタ・ローザ・ラグーンに位置する。土壌はゴールドリッジに粘土質が多く混じるのが、他と違うところ。夜から朝にかけてすっぽりと冷たい霧が畑を覆い、昼前から吹く風に霧と湿気は飛ばされ、十分な日照を享受する。糖度と成熟度はゆっくりと徐々に上がり、周辺の畑でもソーヴィニヨン・ブランとしては遅い収穫となる。2018年の収穫は9月19日。通常8月末には収穫が終わるところが多い。現在のオーナーはTwomeyのダンカン・ファミリー。ビビアナ&ジェフがこの自社畑のソーヴィニヨン・ブランから類稀なるワインを造る事をオーナーも栽培・醸造チームも大歓迎している。 |
醸造 | 100%フランス産新樽で醗酵・熟成8か月。
マロラクティック醗酵は行わない。 |
おすすめ 料理 | 白身魚のカルパッチョ レモン添え 、すだち、マスカット |
飲み頃温度 | 9~12℃ |
おすすめ グラス | 白ワイングラス |
内容量 | 750ml |
JANコード | 0400000006093 |
輸入元 | 中川ワイン |
サンタ・ルチア・ハイランドのピッソーニと言えば、創業者ゲイリー・ピッソーニの個性で有名。 その二人の息子・兄のマークは ヴィンヤード・マネージャー、 弟のジェフ・ピッソーニはワインメーカー。 その夫人ビビアナ・コンザレス・レーヴは新進気鋭注目の女性ワインメーカー。
収穫期には超忙しく二人の時間が取れない程の二人がコラボして「ソーヴィニヨン・ブラン」にこだわって造るのが「シェアード・ノーツ」(二人でワインメイキングのレシピを分けあうような意味)ブランドで、たった二つのワインのみをこだわりぬき厳選した畑から少量生産(数樽のみ)で磨き上げる。
二人の出会いは2005年に遡り、当時ピッソーニを造っていた醸造所でビビアナが他のワインを造っていた時に出会い、ビビアナの南ア研修を追いかける形でジェフも南アを訪問し、帰国後二人は愛を育みワインメーカー・カップルとなる。現在二人にはルーカスとディエゴの二人の息子がいる。シェアード・ノーツは2012年からスタートし、二人はぶれることなく、ソーヴィニヨン・ブランが世界に誇る、フランス・ロワールのプイィ・フュメ/サンセール・タイプと、ボルドー・ブランに代表されるセミヨンを少量ブレンドするタイプの2種類を造る。今飲んでもフレッシュでそのポテンシャルを十分に感じるが、エイジングしたらどのような味わいになるか?今後の評価はどのように上がっていくか?非常に楽しみなレア・ワインである。
レーザービームの様に味わいと酸が凝縮した類稀なワイン。香りは柑橘類(オレンジ、キーライム、ブラッド・オレンジ)が現れ、海からの塩味と火打石の様な鉱物的ニュアンスが加わる。口の中はすっきりとした爽快感で満ち溢れ口当たりは繊細で精密。様々な料理とのマッチングが想像でき、空想が広がる。熟成も非常に楽しみである。
生産量95ケースのみ。