《このワインについて》
バックラベルの裏面にブドウ畑の風景が描かれていて、透明ボトルをのぞき込めば内側にその景色が広がる。そんな見た目にも工夫を凝らした白ワインがこちら。
産地区分としては広域の「カリフォルニア」ですが、畑があるのはナパ・ヴァレー内とその北側にある標高の高いレイク・カウンティ内。およそ半々です。
どちらも日照豊かでブドウがよく熟すエリアであり、このワインもスッキリ爽やかなだけでなく飲みごたえのある果実感に仕上がっています。
《テイスティングノート》
咲き誇る花畑や洋ナシ、柑橘類の非常に明るいイメージを受けるアロマ。ジャスミンやグレープフルーツ、レモングラスなどのニュアンスも感じます。ブドウの熟度が高くアルコールが14%前後あり、果実味が舌の上にしっかりと主張します。
ニュージーランドの軽やかさとはまた違った魅力を持つソーヴィニヨン・ブランです。
《生産者について》
ホーニッグ・ヴィンヤードが位置するのは、ナパ・ヴァレーの中心地ラザフォード。近くにはコッポラ、スタッグリン、スケアクロウ、フロッグス・リープ、ケイマスなど様々な有名生産者が名を連ねます。
オーナーのマイケル・ホーニッグはナパにおいてサスティナブル・ファーミングを実践するリーダー的な存在。栽培法のみならず、タンクの洗い方や電力などに関する規定を2009年に制定した際の中心人物です。その取り組みがワイナリーロゴの蜂に現れています。
環境保護に関する意識が非常に高く、2022年からはワインのキャップシールを廃止して資源の削減に取り組んでいます。
Honig Sauvignon Blanc