《生産者について》
ドメーヌ・ド・ロスタルは、メドック格付け5級「ランシュ・バージュ」のオーナーファミリーが、ボルドーで培った技術を結集して手掛ける南フランスのワイナリーです。
「ロスタル」とは家族の意。オーナーのカーズ・ファミリーが持つ技術をラングドックのミネルヴォワ・ラ・リヴィニエールの地に注ぎ込み、ランシュ・バージュのテクニックと南仏らしい味わいが融合したワインを作り出しています。
《このワインについて》
「エスティバル」とは、南仏で話されるオック語で「夏」の意味。ミネルヴォワの畑に豊かな太陽の光が降り注ぐことから名づけられました。
南仏らしい豊かでよく熟した果実味がベースにありつつ、滑らかで落ち着いたタンニンや長い余韻に、ランシュ・バージュ仕込みのプライドが感じられます。
酸味と渋みが穏やかなので、普段赤ワインをあまり飲まない初心者の方にもオススメな1本です。
夏の名を持つワインではありますが、はっきりとした果実味はむしろ秋が旬の食材によくマッチするかもしれません。
《テイスティングノート》
ブラックベリー、カシス等黒系ベリーのアロマと味わい。芝生のニュアンスとほのかなクローブの余韻が長く続きます。
少し涼しくなってきた秋に食べたくなる、キノコたっぷりのパスタや濃厚な味付けの中華などに合う味わいです。
Estibals Domaine de L'ostal