《グラハム ベックについて》
南アフリカでもっとも有名なスパークリングワインの生産者、グラハム ベック。
1991年からの若いワイナリーですが、リリース当初より高い評価を獲得し、既に世界的なワイナリーへと成長しています。
ワイナリーのあるロバートソン地区は、それほど冷涼地区ではありません。しかし南アフリカには珍しい石灰岩土壌があります。乾燥した気候で基本の日較差はかなり大きいものです。早摘みすることでスパークリングワインに必要な酸味をしっかり保っています。
《醸造家について》
シャンパーニュのモエ・エ・シャンドンやマムなどで経験を積んだピーター・フェレイラ氏をワインメーカーとして招聘。
「 ピーターの身体を流れる血は「泡」で出来ている」と言われるほどのスパークリング好き。
醸造設備は全てフランスから取り寄せるほどのこだわりを見せ、『パーフェクトな泡』を追求しています。
《このワインについて》
かつて「NIKKEIプラス1」にてNo.1に選ばれた実績のあり、それ以降人気に火がつきました。南アフリカのスパークリングワインとして特に人気のある1本でしょう。
5年前と比べるとずいぶん値上がりしてしまい、少し販売の勢いは衰えたものの、「これしかない!」と飲み続けている方もたくさんいます。
スタンダードクラスの3倍以上となる48か月の瓶内熟成。それが高級スパークリングワインにふさわしい細かな泡感をつくっています。
《テイスティングノート》
ライムのような爽やかな香りに、長期熟成に由来するイースト香。果実味の明るさはヨーロッパ以外の地域であることを感じさせます。細かなムース状の泡が心地よく、長く上品な余韻に続きます。
Graham Beck Brut Blanc de Blancs