《このワインについて》
「トップバリューであることは間違いない!」
2000年前後に当時はまさに時の人だったロバート・パーカーが絶賛。リピートしやすい価格であることとその品質から売れに売れて、「スペインワインは安くて美味しい」のイメージを形成するのに一役も二役もかっているのが、この「エストラテゴ・レアル」です。漫画『神の雫』でも家飲みにおすすめワインとして取り上げられました。それ以降も輸入元の主力商材として売れ続けています。
「パーカー絶賛ワイン」なんていくらでもありますし、『神の雫』には何百種類というワインが紹介されています。それがきっかけで売れるワインは多くとも、「売れ続ける」ワインはわずか。
一度飲んだ人がその価格に対して十分に満足し、「また飲みたい」「迷ったらこれでいいや」と思って買い続けている。売れ続けているのはその証拠と言えるでしょう。
《生産者について》
スペイン初のパーカー100点ワインである「テルマンシア」をつくるエグーレン・ファミリー。スペイン各地でいくつものブランドを展開します。
その中でとりわけ「安価で上質なワインを供給する」ことをコンセプトに展開されているのが「エストラテゴ・レアル」です。ブドウは契約農家から購入するものですが、エグレン流の栽培方法や収穫期を守ってくれるところに限ることで品質を高めています。
年間降水量が400mm程度と少なく気候が安定しているため、ブドウの病気が少なく実質的に有機栽培を行っているそうです。
《テイスティングノート》
ラズベリーやプラムなどの控えめな果実香。味わいとしては突出したものがなく、バランス感を大事にしているのが伝わる味わい。嫌われにくいキャラクターです。1000円前後としては全くケチのつけどころがありません。
Estratego Real Tinto Dominio de Eguren