フライング・ワインメーカーのポール・ホブスがアルゼンチンに所有するプレミアムワイナリーです。ワイン評論家のジェームス・サックリング氏がアルゼンチン産ワインとしては初の100点満点を単一畑のマルベック「2011 コボス」につけました。
《生産者について》
遡ること1988年にポールは南米に興味を持ち、アルゼンチンで最初のワールド・クラス・シャルドネを造るプロジェクトを発足しました。しかしここで興味をもったのは「マルベック」。アルゼンチンの気候をくまなく調べ、シャルドネではなくマルベックこそがワールドクラスを輩出できるという研究結果にたどり着きます。マルベック=アルゼンチンという認識を広げたのは何を隠そうポール・ホブスなのです。
《このワインについて》
フェリーノは標高の高い(約1,000m)アルゼンチンの個性を紹介するエントリーレベルのワインです。メンドーサのサブアペラシオン、ルハン・デ・クージョとヴァジェ・デ・ウコの地域で育った、異なるブドウのエッセンスを極限にまで表現しています。
《テイスティングノート》
マルベックらしい濃厚な色合いの赤ワイン。その見た目の通りブラックベリーやサクランボの香りはよく熟している印象ですが、どっしり重たいわけではなく適度なしなやかさでジューシー。そして余韻はポール・ホブスらしい質の高い酸味でしまります。
Felino Malbec Vina Cobos