《生産者について》
海からの冷たい風によってボルドーと似た気候だと言われる西オーストラリア州マーガレット・リヴァー。その地を代表する生産者の一つが、このルーウィン・エステートです。
ルーウィンでまず有名なのが、毎年エチケットのイラストを変えるアートラベルのシャルドネとカベルネ・ソーヴィニヨン。ずいぶん昔の2004年からスクリューキャップでワインをリリースしており、10年20年と経過したワインでも大きなボトル差なくきれいに熟成しているのが特徴です。
《このワインについて》
「スクリューキャップのワインは熟成しない」なんて噂を聞くこともありますが、大きな間違い。それは熟成ルーウィンを飲めばすぐわかるでしょう。若い頃にはない風味の複雑さとタンニンの滑らかさを獲得しています。コルクに比べると熟成スピードはゆっくりな分、ハズレの少ない古酒を楽しめます。
【パーカーポイント93点】
[ワインアドヴォケイト 2020年1月のレビュー]
2010年のアート・シリーズ・カベルネ・ソーヴィニヨンのオークは2005年よりも繊細で、カシスの香りは上向きでより濃縮されている。このミディアムからフルボディのワインは、長く口当たりの良いフィニッシュが示すように、おそらくまだあと10年は持つだろう。
[Joe Czerwinskiによる試飲 飲み頃予想2015-2030年]
Leeuwin Estate Art Series Cabernet Sauvignon