《生産者について》
1997年にピノ・ノワールをリリースするなり世界中を驚かせ、「セントラル・オタゴ」という地区を世界に知らしめたフェルトン・ロード。
早期よりバイオダイナミック農法、重力に配慮した醸造所設計、天然酵母による発酵、人的介入を最小限に抑える手法などを導入。今日のセントラル・オタゴのピノ・ノワールの基本ともいえるスタイルを築き上げた生産者です。
《このワインについて》
バノックバーンはセントラル・オタゴの中心に位置する地区。周りを山に囲まれた盆地であり、夏場は日中の気温が上がりやすく、夜間は冷え込みます。そのため他の地区よりも熟度が上がりやすいのが特徴です。
4つの区画のブドウがブレンドされているため、単一区画のワインよりも「フェルトン・ロードらしさ」が味わえるワインと言えるでしょう。そのため、初めてフェルトン・ロードのワインを飲むという方にオススメです。
《テイスティングノート》
完熟した赤い果実主体の広がりのあるアロマ。アタックは柔らかく優しい。シャープな酸味が豊かでしなやかなボディを支えつつ、きめ細かいタンニンの余韻へと導いていきます。
Felton Road Pinot Noir Bannockburn