《生産者について》
クルエ家はその昔、ルイ16世やナポレオンの側近として仕えていたという名門一族。ナポレオンから受け継いだ領地でスタートしたワイン農家から、現在のシャンパーニュ・メゾンである「アンドレ・クルエ」となりました。
発酵にはステンレスタンクとバリックのオーク樽の両方を使います。ステンレスタンクで発酵を開始し、4つのタイミングで徐々にバリックに移していき、発酵を完了させます。発酵のどの段階でオークに触れるのかで違いがあるのがその理由で、最後にブレンドします。
その品質の評価は徐々に上がってきており、「ボランジェのようなスタイルと品質に向かっている」と言われています。
《このワインについて》
シャンパーニュにとって20世紀最高の当たり年と言われた1911年に敬意を表してつくられる、アンドレ・クルエのトップキュヴェです。
ブジーに所有する畑をアンドレ・クルエが独自に調査し、斜度・向き・土壌・標高の観点から最高の10区画を特定、そこからつくられます。
ピノ・ノワールの味わいが非常に豊かに表現されており、厳格さと深遠な味わいを備えた素晴らしいシャンパンです。
Andre Clouet