《生産者について》
2016年に設立したばかりの非常に新しいドメーヌ。友人であるピエール・オリヴィエとマチュー・ガルシアの2人がわずか1ha2700本の生産からスタートしました。
2019年までは「モロン=ガルシア」という名義でしたが、マチューの引退を機に「ピエール・オリヴィエ・ガルシア」に変更。現在は5haの畑からワインをつくります。
目指すのは「繊細でフローラルな香りがするワイン」。その目標は見事に達成されており、ジャスパー・モリスは「アロマの品質を非常に高めている」と語ります。
その方法とは「Berry by Berry」。通常は機械でまとめてやるブドウの除梗(茎から粒を外す)作業を、手作業で1粒1粒ハサミをつかってやっているといいます。完璧な実だけを得るためであり、これにより生産本数が2万本を超えることはないそうです。
《2024年ヴィンテージについて》
2024年のブルゴーニュは、2021年に続く試練の年となりました。2023年の秋から2024年の収穫期近くまで、例年の約2倍という多くの雨が降りました。この雨による湿気で、ベト病が各地で猛威をふるい、収穫量は平均20-50%減という悲惨な数字に。コート・ド・ニュイやシャブリの一部では、80%減というところもあったそうです。それに加え、霜害や雹害に見舞われたところもあります。
それゆえ生産者による出来栄えの差がより大きく表れるヴィンテージとなるでしょう。ワイン選びは慎重にすべき年です。腕のいい生産者のワインからすぐに品薄になることでしょう。
一方で収穫期に吹いた乾いた風はブドウにプラスに作用したとか。ブルゴーニュらしいクラシックなスタイルなので、昔からのファンには歓迎すべき年です。
《輸入元によるテクニカル情報》
マルサネ南部にある畑。樹齢約50年。土壌は粘土質60%と石灰岩。フレッシュな花、典型的な鉄の香りが特徴。
発酵:全房1/3、Berry by Berry1/3、除梗1/3。ステンレスタンクで15日間発酵、垂直型圧搾機 (空気圧式ではない)でプレス
熟成:新樽比率20%のバリックで12か月熟成
※ロウキャップについて
ロウキャップは衝撃に対して脆く欠けやすいものです。軽微な破損については不良品として交換の対象外とさせていただきますのでご了承ください。
Marsannay Clos du Roy Pierre Olivier Garcia