《生産者について》
古代ギリシャにおいて「レスヴォス島産以上のワインはない」と称賛されていた銘醸地レスヴォス島。
フィロキセラによりワイン造りは途絶えていましたが、メシムネオスの創設者であるランブロ氏が1985年より島でのワイン造りを開始します。村の名前を取ってチディリオティコと名付けられたのは黒ブドウですが、この品種から赤・白・オレンジワインを生み出し高い評価と注目を集めています。
《このワインについて》
生産者が白ワインを醸造する際、誤って沈殿物を取り除かすに放置し、そのまま温度管理をせずに発酵をしてしまいました。するとこの沈殿物によってワインがオレンジ色になったのです。試飲をするとその美しい風味がに驚愕!偶然がこのワインの誕生につながったのです。
黒ブドウを使うので分類上はロゼワインですが、色はオレンジ。そして味わいもしっかりタンニンを感じて香りもオレンジワインっぽい。生産者も「これはオレンジワインだ!」と考えて作っているといいます。
《テイスティングノート》
完熟アプリコットやマーマレードを感じ、優雅なミネラル感とタイトなタンニンが印象的で、アーシーな感覚も魅力的です。
チーズやパスタから和食まで、幅広い料理と合わせることのできるワインです。
Methymnaeos Dry Orange