《生産者について》
南アフリカ・ステレンボシュ地区の名門。家族経営のワイナリーとしては、ブドウ畑だけで200haを所有し、ステレンボシュの中でも大きい方に入ります。1928年設立と古いワイナリーなので、ブドウの樹齢も長い=高品質ワインが出来ます。2010年から全ての商品をフェアトレードに登録し、現在の南アフリカのフェアトレード・ワインとしては、最高品質と様々な価格やレンジ、さらに大きな数量も提供できるワイナリーです。
《このワインについて》
「特別感はないけど価格に対して十分満足できる味」 推測ですがステレンラストのこの白ラベルシリーズはそういった狙いでしょう。上級のこげ茶色ラベルのシリーズほど一口目からの美味しさはありません。品種の特性をしっかり示しつつ、適度な飲みごたえ。決して軽く薄いことはなく、過不足のない普段飲みワインとして"ちょうどいい"を追求した白ワインといえます。
《テイスティングノート》
ほのかに感じるオレンジの香りは、発酵前のスキンコンタクト由来なのだとか。グレープフルーツや白桃などのフルーツの香り。樽香はほとんど感じないものの、アーモンドのような香ばしいニュアンスもあります。フレッシュで爽やかな酸味と果実味のバランスが心地よい味わいです。
Stellenrust Chardonnay