《このワインについて》
一般的な微発泡タイプとは違う、スティルのヴィーニョ・ヴェルデがこのワイン。
ポルトガルにおいてアルバリーニョは高貴品種とされており、ヴィーニョ・ヴェルデの中でも比較的高価な傾向です。その点でこのワインの価格はなかなかリーズナブル。それでいて味わいも良く、凝縮感や余韻の長さも不足はありません。
きっとそれは醸造家の高い技術力によるもの。実はこのワイン、ラベルに記載されている添加物が非常に多いです。
高級なワインほど、添加物は「亜硫酸塩」のみなのに対し、このワインにはアカシアやビタミンC、ソルビン酸などの記載があります。
まず前提として、醸造家は好きで添加物を使ったりしません。基本的には品質を落とさずに手間を省略して、コストダウンするために使います。ワインを美味しくつくりながら、手頃に楽しんでもらえるようにとの意図です。その意図がきちんと達成されているか、あなたの舌で確認してみてはいかがでしょうか。
《テイスティングノート》
レモンやオレンジなどのかんきつ系に加えて、上品な白桃のアロマに、ほのかに海風のようなニュアンス。フレッシュで良く伸びる酸味を持ち、雑味のないクリーンな味わいです。
《生産者について》
キンタ・ダ・カルサダは1917年に創業された家族経営のワイナリー。同年に植樹された畑は、ヴィーニョ・ヴェルデで最も古いものです。ワイナリーとしてもヴィーニョ・ヴェルデ最古です。
畑はこのエリアの南東部、比較的内陸部に位置します。そのため昼夜の寒暖差が大きく、凝縮度の高いブドウが生まれると言います。「ワインは食事と楽しむもの」というポルトガルの伝統的な価値観を重視し、地元の文化や料理、特に新鮮な魚介類に合うワインを目指しています。
Canto Nono Alvarinho Quinta da Calcada