《生産者について》
ギリシャを代表する高品質ワイナリー「キリヤーニ」。
その母体は「ブタリ・ワイン」という歴史あるワイナリー。ギリシャで最初にガラス瓶での瓶詰を行った、現代ギリシャワインの先駆けといえる存在です。
そこから「テロワールを重視した高品質なワインづくり」を目標に掲げ独立しました。
「良いワインは醸造所でうまれ、卓越したワインは畑で誕生する」という哲学を基軸とし、伝統を重んじると同時に改革・革新を推し進めてきました。
《このワインについて》
ギリシャで最も古く、最も広く栽培されているという「ロディティス」という土着品種を主体としたワイン。
ロディティスは豊かなアロマで高いアルコールとバランスの良い酸味を持つ白ワインになります。
これに一度は絶滅しそうだったマルグシア(マラグジア)というハーブやマスカットのアロマを持つブドウをブレンドします。
《テイスティングノート》
マスカットのような爽やかなアロマ。白い花や柑橘の風味も感じます。
口に含むと程よくスッキリとした印象で、飲み込んだ後に心地よい苦味が残ります。ワインだけで飲み続けるには少し気になりますが、料理を食べながらだとこの苦味がいいんです。ついつい食べ過ぎてしまう、食事を助けてくれるワインです。
多くの人に愛されるタイプであり、その年間生産量は25万本にも上ります。
Kir Yianni Paranga White