《ヴィレッジ・セラーズ熟成》
フェルトン・ロードは南半球のワイナリーですので、リリースは早く、ヴィンテージの翌年には入ってきます。その一部を輸入元のヴィレッジ・セラーズ様が富山の自社倉庫で保管。新しいヴィンテージがリリースされる度に古いものは少しずつ値上げされますが、その差はごくわずか。一般的なワイナリー蔵出しバックヴィンテージと比べると手頃に楽しめるのがありがたい!
輸入元で長期保管したものと、ワイナリー蔵出しのものを比べると、一般的には後者の方が状態が良く若々しいもの。それは出荷時に補酒やリコルクがされるからです。その点このワインはスクリューキャップ。栓が劣化することもなければ、ワインが減っていくスピードもゆるやかで、ボトル差も少ないです。
《生産者について》
1997年にピノ・ノワールをリリースするなり世界中を驚かせ、「セントラル・オタゴ」という地区を世界に知らしめたフェルトン・ロード。
早期よりバイオダイナミック農法、重力に配慮した醸造所設計、天然酵母による発酵、人的介入を最小限に抑える手法などを導入。今日のセントラル・オタゴのピノ・ノワールの基本ともいえるスタイルを築き上げた生産者です。
《このワインについて》
バノックバーンはセントラル・オタゴの中心に位置する地区。周りを山に囲まれた盆地であり、夏場は日中の気温が上がりやすく、夜間は冷え込みます。そのため他の地区よりも熟度が上がりやすいのが特徴です。4つの区画からブドウをブレンドするスタンダードなピノ・ノワールです。
《2017年ヴィンテージの特徴》
晩冬から春にかけての安定した暖かさによって芽吹きは早まり、活発な成長をもたらした。夏になりそ成長速度は偏西風と夜間の冷却の影響でやや緩やかになった。1月は比較的冷涼で降雨量が多くキャノピーと下層部分の成長を促した。12月開花時期の不安定な天候で房は小さめになり、夏の終わりの作業を軽減した。シーズンを通じて続いた異例とも言える天候が初期の急速な成長と終の穏やかな発育をもたらし、極めて良質なブドウが実った。シャルドネとピノ・ノワールの収穫は3月29日から交互に行われ、ともに1週間以内に摘み終った。
Felton Road Pinot Noir Bannockburn