《薄旨ピノ・ノワールについて》
容易にグラスの向こうが透けて見えるほど淡いルビーレッド。赤ワインがそんな淡い色であるとき、その理由は次の3つのどれかです。
●ブドウの成熟不良(着色が不十分)
●抽出が非常におだやか
●熟成時まで亜硫酸無添加
このワインにおいては2番目・3番目が理由であり、軽快で瓶熟成を必要としないやさしい口当たりが特徴です。
《テイスティングノート》
ラズベリーや赤いバラ、シナモンのような上品な香り。自然酵母で発酵、ノンフィルターでつくる、いわゆる「ハンズオフ」なスタイルですが、それを感じさせる香りは全くありません。流れるようにスムースな口当たりで、じわっと旨味が広がります。
濃厚さとは無縁で、色合いも味わいも薄く軽快。それでいて香りのボリュームと旨味はきっちり詰まった、飲み心地のいいワインです。
《ワイナリーについて》
ギブストン・ヴァレー・ワイナリーは、セントラル・オタゴにて最初に商業的にワインづくりを始めた生産者。ワイナリー運営だけでなく、レジャー、観光、レストラン、ウェディング、ホテルなど様々な事業を手掛けています。
その名の通りセントラル・オタゴのサブ・リージョンであるギブストンに本拠地を構え、周辺に畑を持つほか、ベンディゴにも4つの畑を持ちます。
醸造家クリス氏の奥さんは大阪府出身の日本人。彼女の影響で年齢を重ねるにつれ彼の味覚も繊細になっており、それがワインの味筋にも影響しているといいます。
Gibbston Valley Collection Pinot Noir