《生産者について》
くずまきワインは山ぶどうからつくるワインに特化した生産者。1986年、地元のブドウを使ったワインで地域活性化をはかるべく設立されました。
日本において生食用ブドウは広く栽培されており、品質が高いです。しかし食用ブドウは実が大きいものが好まれ、ワイン用にすると凝縮度が低くなってしまいがちです。その点日本に自生していた山ぶどうは、濃い色の小さな粒をつけるのが特徴です。
その分、強烈な酸味を持つものが多く、その取り扱いが難しい。くずまきワインでは長年の醸造の工夫で、様々な赤ワイン、ロゼワインを山ぶどうから生み出してきました。
《このワインについて》
上山市産のセイベル9110という品種を、凍結濃縮によって凝縮度を上げて醸造した、やや辛口の白ワインです。
セイベル9110は、フランスのアルベール・セイベル氏によって交配された品種。番号のついたセイベルはいろいろとありますが、その中でも耐寒性に優れるため、北海道や北陸などで栽培されています。小粒で糖度と酸度が高いため、ワイン用だけでなく生食用としても重宝されています。
レモンのような爽やかな風味が特徴で、シャープな酸味によって残糖はあまり気にならず、夕食のお供としても優秀なバランス感。シュール・リーの製法に由来するだろう、酵母のニュアンスが味わい深さをもたらしています。
Kuzumaki Wine Hoshi