《生産者について》
イタリアのヴェネト州生まれのジャンニ・テッサーリ氏は、マルカートファミリーのもとで醸造を担当しており、2013年にこのワイナリーを譲り受けました。以後、オーナーとして家族とともにワインづくりに勤しんでいます。
畑の大部分を占める土壌は、古カルヴァリーナ火山由来の玄武岩で、典型的な火山性土壌です。
《ワインについて》
当店ではピノ・ノワールやシャルドネが人気ですが、ジャンニテッサーリの看板はスパークリングワイン。しかも土着品種のドゥレッラをつかったものです。年間15000本生産という力の入れようです。
7000本/haという密植で栽培されるドゥレッラを手摘みで収穫。60か月以上の瓶内2次発酵を経てつくられる、長期熟成型のスプマンテです。
《テイスティングノート》
ハチミツや白桃、長期熟成由来の酵母感が香り、そのボリュームはシャンパンとも肩を並べるつくりを思わせます。舌の上に長くとどまる旨味を感じ、余韻も非常に長く美しい。
「聞いたこともないブドウ品種から、これほどハイレベルなスパークリングワインがつくられるなんて!」という驚きを与えてくれるでしょう。
Jannitessari Sessanta Mesi