《生産者について》
1993年創業、畑の面積5ha。そんな始まったばかりの小さなワイナリーが、ワイン評価誌Vinousから「気絶するほどに美しく、大満足なワイン」と非常に高い評価を受けています。それはデカンター氏やワインアドヴォケイト誌でも同じ。
所有している畑の1つレ・プラータは標高507m。このあたりではかなり高いところにあり、かつてはサンジョヴェーゼの成熟は困難とされていました。「適切な栽培をすれば上質なブドウが穫れる」と信じそれを実践。ブルネッロの中でも特にフレッシュでエレガントな仕上がりです。
《このワインについて》
畑が小さいうえに選別が非常に厳しいため、ブルネッロの生産量は本当に限られます。
通常は前年までに仕入れのあったところ優先で割り当てられるのですが、今回初めて当店も仕入れることができました!
伝統的な大樽を用い、通常よりも木材の厚みを1cm増やすことで、ワインがあまり酸素と触れない熟成をしています。
【パーカーポイント94点】
[ワインアドヴォケイト誌 2023年5月のレビュー]
ル・ポタッツィーネは、標高の高い平野の王冠をまたぐブドウ畑の見事な位置取りのおかげで、確かな結果を出している。2018年のブルネッロ・ディ・モンタルチーノはチェリーとレッドカラントの明るい果実味を示し、それがすべての違いを生み出している。丁寧な樽熟成がアロマを高めている。口当たり、特に骨格とタンニンの点でも、丁寧なセラー熟成の効果を感じる。ワインはタイトに縫い合わされており、閉じ際に酸味が一点ある。あと数年寝かせると柔らかくなる。15,500本が生産された。
[Monica Larnerによる試飲 飲み頃予想2025 - 2038年]
Brunello di Montalcino Le Potazzine