《生産者について》
「市場に従うのではなく、自分が飲みたくなるような、自分にしか造れない、この土地でしか造れないワインを造りたい」
19世紀から続くブドウ栽培家であったテヌーテ・デットーリは、2000年に現当主アレッサンドロの代になってから生まれ変わりました。
彼は有機栽培を導入。醸造も人的介入を最小限にするものに切り替えました。
祖先から受け継いだ畑は非常に古く、樹齢の高いブドウの樹は100年を超えます。
そのブドウの力を信じ抜くからこそ、醸造はシンプル。発酵から熟成まで全てセメントタンクで行い、無濾過・無清澄。亜硫酸の添加も非常に少ない量です。
《このワインについて》
樹齢100年以上の希少な古木からつくる、デットーリのトップキュヴェ。パワフルさが持ち味のこのワイナリーにおいても、このワインの凝縮度は格別です。
一口で圧倒されるような濃厚ワインは、少ないもののほかにも見つかります。しかしそれらのほとんどは、ブドウの凝縮感+新樽熟成の風味によるもの。この「デットーリ・ロッソ」のように、オーク樽不使用でセメントタンク熟成のみ、シンプルにブドウのパワーで勝負してこれほど濃厚なワインはそうそうありません。
《テイスティングノート》
色合いは見るからに濃いというものではなく、適度な透明感のがあります。イチゴやチェリーなどの赤系果実のフレッシュな香りが広がり、決して無理に過熟させたブドウでないことがわかります。高いアルコールとともにほのかな甘味をともなう果実味を、しっかりと酸味が支えており適切なバランス感。余韻のまとまりも良く、濃厚なのに無理なく飲み続けられます。
Dettori Rosso Tenute Dettori