《このワインについて》
生産規模の大きなロベルト・サロットは、同じ品種でもいくつものワインをつくっています。
例えばバルベーラについても、「バルベーラ・ダルバ・ブリッコ・マッキア」というワインがそれほど差のない価格であります。ただ味わいは大きく違います。
アメリカンオークで熟成しボリューミーな味わいのブリッコ・マッキアに対し、このバルベーラ・ダスティはステンレスタンクで発酵・熟成。生産者の傾向として収穫時のブドウは熟度が高く、果実味は豊かな傾向。それでも上品で豊かな酸味をしっかりと感じるタイプです。
アルバとアスティのテロワール違い、というわけではありませんが、飲み比べる楽しさがあります。
《生産者について》
アジエンダ アグリコーラ ロベルト サロットは、バローロ、バルバレスコ、バルベーラダスティ、モスカートダスティ、ガヴィの5つのDOCG を持つ生産者で、これは、ピエモンテ州の個人生産者としては唯一の存在です。
中でもピエモンテが世界に誇るプレミアムワイン“バローロ”においては、陰干しブドウを使用して造るという、それまで誰もしていなかった手法を取り入れ、様々な苦難を乗り越えて、“バローロの魔術師”と呼ばれるほどの生産者となりました
Barbera d’Asti Azienda Agricola Roberto Sarotto