《アルネイスについて》
「アルネイスってどんなワイン?」そう聞かれたなら、私見ながら「酸の高いピノ・グリ」と答えます。
口当たりは結構リッチです。ピノ・グリのような果実のボリューム感やほのかな苦み。そしてやや骨太でスッキリとした酸味を持ちます。シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン、リースリングといった有名白ブドウでは出せない味。それがピエモンテ州を代表する白ブドウであるアルネイスです。
このキャラクターはいろいろなボトルを順番に開けるパーティーで活躍します。スッキリな白ワインから初めて、しっかり飲みごたえのあるものに。でもしっかり系がシャルドネばかりではつまらない。シャルドネの樽リッチの前に、樽を使っていないリッチ系として開けると、味わいのグラデーションがより心地いいものとなるでしょう。
《テイスティングノート》
青りんごや白い花、ハーブのような爽やかな香り。しっかりドライな味わいながらボリューム感があり、グレープフルーツのような苦みを伴う上品な酸味があります。ほのかに感じる塩味系のミネラル感は、土壌由来だといいます。
《生産者について》
チェレットは1939年にリッカルド・チェレット氏が設立。「最上の畑で最上の酒をつくる」のポリシーのもと、優良な畑を次々に取得してきました。2代目のブルーノとマルチェロ氏の代に評価を高め、バローロ&バルバレスコの名手として数えられるようになりました。
現在自社畑は合計約160ha。そのうちバローロに約20ha、バルバレスコに約10ha。この2つについては全てビオディナミで管理しており、そのほかもビオロジックを実践。それは全て畑の個性をより表現できるようにとの意図です。醸造設備も4か所に分かれて持ち、高品質なワインを大規模につくっています。
Ceretto Arneis Blange