《生産者について》
ラ・プレンディーナは、ガンベロ・ロッソ3ビッキエーリの名門、ヴェネト州のカンティーナ(ワイナリー)「カヴァルキーナ」のルチアーノ・ピオーナ氏が手掛けるシリーズです。イタリア最大のガルダ湖の南にあり、カヴァルキーナの畑からわずか15kmほどの距離に位置します。カヴァルキーナでは土着品種が多く栽培されていますが、ラ・プレンディーナのある土地は、国際品種であるメルロやカベルネ・ソーヴィニヨン、リースリングなどの栽培に適しており、それらを使ったワインが作られています。
《このワインについて》
約2haの面積を持つ単一畑「ファルコーネ」のカベルネ・ソーヴィニヨンから作られるワインです。ブドウの凝縮感は非常に高く、味わいを例えるなら「ボリュームのあるボルドースタイル」。
イタリアワインらしい果実感もあるため、買ってすぐでも熟成させても美味しい、飲み頃を選ばないワインといえるでしょう。性格の近い「スーパートスカーナ」よりも手ごろな価格も魅力です。年単位で寝かせるほどではないけど、普段よりちょっといいことがあった日のために、このワインはいかがでしょうか。
《テイスティングノート》
良く熟した黒系ベリーの果実味と、ほのかなミント香がパワフルさと上品さを両立させています。やや高めの酸が味わいを引き締め、単に甘濃いだけではないエレガントなスタイルを形づくっています。
Cabernet Sauvignon Falcone La Prendina