《生産者について》
カステッロ・デッラ・サラはアンティノリがウンブリア州に所有するワイナリー。所有する畑は170haと広く、シャルドネをはじめプロカニコやグレケットなどを栽培しています。
フラッグシップワインである「チェルヴァロ・デッラ・サラ」は、1985年のリリース以降、ガンベロ・ロッソ誌でトレ・ビッキエリを25回以上も獲得。その高い評価から「イタリア白ワインの歴史を変えた」などと言われることがあります。
イタリア中部にあるウンブリア州は温暖な気候です。畑は標高220-470mにあるとはいえ、そう高いわけではありません。なのにしっかりと上品な酸味を備えるワインをつくります。その要因の一つは、冷却装置付きのベルトコンベアーでしょう。収穫・選別されたブドウが冷やされながら運ばれるので、アロマとフレッシュな味わいが保たれるのです。アンティノリ傘下であるゆえの豊富な資金力のなせる技でしょう。
《このワインについて》
「チェルヴァロ」はシャルドネ主体のワインである一方、こちらはグレケットやプロカニコといった土着品種を主体につくるもの。よりウンブリアの地域性を反映したワインと言えるでしょう。
桃やバナナのような熟したフルーツのアロマが生き生きと飛び出します。果実味にはしっかり凝縮感があり、厚みのある口当たり。イタリア中部のワインとは思えないほど上品できれいな酸味を持ち、後味はキュっと引き締まります。
このボリューム感と適度な酸味は、白身の肉料理と好相性。豚肉や鶏肉をシンプルにソテーやグリルしたようなものとお試しください。
San Giovanni della Sala Castello della Sala