《生産者について》
ライン川左岸に広がるドイツ最大の生産地ラインヘッセン。その名前の由来が「千の丘」であるように、なだらかな丘陵地帯がつづく地域です。
丘と丘の間にある窪地は冷気が溜まりやすいため、甘口ワインとして人気なアイスワインが手ごろにつくられる産地です。
その地で甘口ワインのスペシャリストとして名をはせるのが、ハインフリート・デクスハイマー。リースリングに限らず、フクセルレーベやジーガーレーベ、オルテガにショイレーベなど様々な交配品種も栽培し、その特徴を活かしたワインづくりをしています。
《このワインについて》
オルテガは、デクスハイマーのブドウ品種の中ではエース的な存在で、毎年アウスレーゼ以上のブドウが収穫出来ます。貴腐菌が付き、レーズン状に萎んだ状態のブドウを、丁寧に手摘みで収穫します。温度管理したステンレスタンクで発酵させます。
《テイスティングノート》
輝きのある黄金色、貴腐を感じさせる蜂蜜、そして桃のアロマと風味が広がります。とろりとした舌触りで濃厚でありながら、心地よい酸とたっぷりの果実味が素晴らしく調和しています。
Alzeyer Kapellenberg Trockenbeerenauslese Heinfried Dexheimer