《スッキリ系の上級ワイン》
特にお酒にある程度強くてグイグイ飲みたい方にとって、スッキリ系の白ワインは頻繁に飲むタイプじゃないでしょうか。
リースリングの辛口は口当たりも軽く、そういった方の要望によく応えてくれます。ただ、2000円前後から十分美味しいものがあります。だから4000円出すなら、2000円のワインで味わえない満足を。
シュテンペルのリースリングは、その期待に十分応えてくれることでしょう。
《生産者について》
ラインヘッセンの最西部にあるジーファースハイム村。ヴァグナー・シュテンペルはそこに18haの畑を持ちます。ラインヘッセンで唯一の火山性土壌であることが特徴で、それがスパイシーなアロマに寄与していると予想されます。辛口ワインに特化した高品質なワインづくりが評価され、2004年にはVDP(ドイツ高級ワイン生産者連盟)に加入しました。
このワインはシュテンペルが所有する2つの最高級の畑からブドウをブレンドしてつくられます。
《テイスティングノート》
アプリコットや桃などの黄色いフルーツの香りに、ミントやレモンバームのような爽やかなニュアンスが加わります。伸びやかな酸味を伴って感じる硬質なミネラル感。このミネラル感がワインを端正なものにしており、手頃なワインにはない味わいの立体感があります。余韻の長さも鮮烈。きっとこのワインを飲みほした3時間後でも、1週間後でもハッキリとその味わいを思い返すことができるでしょう。
Siefersheim Riesling Porphyr Wagner Stempel