《リープフラウミルヒとは》
リープフラウミルヒ(Liebfraumilch)もしくはリープフラウエンミルヒ(Liebfrauenmilch)とは、ワインのタイプを表す名称です。
その起源はラインヘッセン地方のヴォルムスという地域にある聖母教会。その教会がつくるワインが評判となり、近隣の生産者がそれにあやかって同じ名称を使うようになります。1000円程度の手ごろさと、気軽に飲める軽い甘さが相まって大人気に。
現在はラインヘッセン、ラインガウ、ファルツ、ナーエの4つの生産地域で生産可能で、ブドウ品種はリースリング、ジルヴァーナー、ミュラー・トゥルガウ、ケルナーなどが中心。たいていブレンドされます。味わいは半甘口です。
《テイスティングノート》
柑橘や桃、アプリコットなどのやさしいフルーツの香り。口当たりは軽く、マイルドな甘味が広がります。数値的にはアクエリアス程度なので、しっかり甘いわけではなく、低めのアルコールとあいまってスルスル飲めてしまいます。
Liebfrauenmilch Q.b.A. Weinhaus Schloss Koblenz