《生産者について》
辛口リースリングの生産者において、世界一はどの生産者か。その問いに少なくとも有力候補として名前が挙がるであろう生産者が、ゲオルク・ブロイヤーです。
父の急逝により19歳でワイナリーを継いだテレーザ・ブロイヤーさんが当主。周囲の心配をはねのけて、その人気は更に高まるばかり。トップキュヴェの「ベルク・シュロスベルク」が通販市場に流通しているのは、1年のうちせいぜい半分ほどでしょう。
特徴としてはまるでクリスタルのように研ぎ澄まされたエレガンス。ブドウの熟度には非常に気を使い、アルコールが高くなりすぎないように収穫するので、たいていのワインは11%台。繊細な中に風味が詰まった、畑の特徴を表すワインをつくっています。
《このワインについて》
ゲオルク・ブロイヤーはVDP(ドイツ高級ワイン生産者連盟)を脱退してしまったので、特級畑(グローセ・ラーゲ)を名乗ることはできませんが、十分に特級相当といえる畑を5か所所有しています。その一つがこのノンネンベルク。ブロイヤーが所有する畑の中で、最も樹齢が高いのが特徴です。
【パーカーポイント93+点】
[ワインアドヴォケイト誌 2020年2月のレビュー]
この5ヘクタールのモノポールの深いフィライト土壌から造られる2017年のラウエンタール・ノンネンベルグ・リースリングは、まだ少し還元的で、エアレーションと大きめのグラスから多くの恩恵を受けている。透明感があり、エレガントで石のようなミネラルのノーズは深く、凝縮感があり、非常に高貴で、洗練され、歯ごたえのあるノンネンベルグで、余韻は長く、力強く、塩辛く、緊張感があり、持続性がある。繊細なタンニンと健康的なミネラルの酸が、このワインにグリップと骨格を与え、熟成のポテンシャルも与えている。とはいえ、まだ飲み頃とは程遠く、瓶熟成から多くの恩恵を受けるだろう。まだまだこれからが本番で、かなり素晴らしいものになるはずだ。
[Stephan Reinhardtによる試飲 飲み頃予想2024-2034年]
Rauenthal Nonnenberg Riesling Georg Breuer