《生産者について》
マイアーラーはモーゼルのケステン村にある小さな家族経営の生産者。しかしその歴史は1767年から続いており、由緒ある醸造所です。
当主を務めるマティアスは若くして頭角を現し、26歳で「ベスト・ヤング・ワインメーカー」に選出されています。2020年まではモーゼルの若手生産者団体の代表も務めていました。
ワイン造りでは発酵期間が他の生産者よりも3-4ヶ月も長く、翌年5月ごろまで続けており、樽やタンクの熟成期間も他の生産者より長いです。そのため彼の造るワインは力強すぎない繊細さと伸びやかさがありますが、すぐ出荷できるわけではないため、誰にも真似できるスタイルではありません。
《このワインについて》
「ホップス」の名の通り、ビールに使うホップで苦味と風味を加えたという、非常にユニークで意欲的な1本。正確には白ワインではなく「フレーヴァードワイン」に分類されるのかもしれません。ホップは柑橘やベリー、ハーブなどのアロマを持つ「モザイクホップ」というもので、瓶詰めの1週間前に加えます。
柑橘やパイナップルの香りに加え、あまりリースリングには感じないベリーやハーブの香り。味わいはキレのいい辛口で、余韻に心地よい苦みが残ります。ワインを飲み慣れた方ほど「この発想はなかったよ・・・」と脱帽されることでしょう。
Meierer Riesling Hops