《「ミケ」がつくられた経緯》
2020年、コロナのパンデミックにより「ぶどうの樹3本のオーナー」企画のワインをつくっているトーマス・バツゲンさんが困っていました。企画用以外のブドウの売れ先が無くなってしまったと。
長い付き合いのワイナリーを救うべく、輸入元のヘレンベルガー・ホーフ社は全量買い取りを約束。「猫のように皆にあいされるワインになってほしい」という願いを込めて、ミケねこのラベルで販売を開始しました。
猫にちなんで1本について22円が動物愛護団体に寄付されます。
《ヴィンテージの飲み比べを》
このワインの登録時、3つのヴィンテージが併売されています。それぞれの年の特徴とともに、物語の進行のように仲良くなっていく2匹の猫にもご注目ください。
〇2021年
冬がとても長く、7月に大雨があった他、夏を通して雨が多かった冷涼ヴィンテージ。少しアルコール低めで繊細な印象。
〇2022年
総じて天候に恵まれたヴィンテージ。夏は非常に乾燥して暑く生育が遅れたものの、9月の雨で成熟が進みました。明るい果実味を持った親しみやすい味わいです。
〇2023年
寒い冬が続いていたものの、7月ごろまでは好天に恵まれました。8月にまとまった雨があり一部では病害が発生。収穫時期は少し早めでした。いつもより少し甘さ控えめ、酸味よりの味わいです。
白桃や柑橘のような上品な香りを感じる、やや辛口-やや甘口の白ワイン。その中にも甘味と酸味のバランスや風味の違いを感じます。ヴィンテージの違いを楽しんでみてはいかがでしょうか。
Mike Riesling